盗作騒動について、簡単にまとめてみました。
これは先月リアルタイムで起きていた偽絵師騒動です。
pixivから拾ってきたイラストに名前だけを入れて、自分が描いたように装い、他人に絵をプレゼントをして、サムネやその他、色々の場所で使ってもらう事件が多数ありました。
事の経緯としては、ニコニコ生放送の生放送内。
同じニコ生のカテゴリー（歌枠）の中で、歌い手生主（せーたさん）の、私（あさ）が描いた定番オリジナルサムネを、別の歌い手生主（Ａさん）が勝手に使用していた事から発覚。
しかし、それを使っていたＡさん本人は、知り合いの 仲介人（あくわぁさん）を通して、知り合いの絵師さんに『Ａさんのイメージで描いた』と、オリジナルイラストを貰い、それを使用していただけでした。
（また、放送用のサムネの他、ニコ動に上げた動画のアイコン・mixi・Twitter・スカイプなどにも同様のイラストを使用。）
この出来事は、Ａさんのmixiの日記で分かった事なのですが、『僕のイメージで描いてもらいました』との発言の他に『２日もかかって描いてくれた』などの証言もあり、その事からすぐにＡさんへの誤解は解けましたが、被害を受けたＡさんは、知らなかった事とはいえ、真相が分かるまで、一部の人達から『モラルのない人』と誤解を受ける結果になりました。
また、Ａさんの知り合いの方が、せーたさんの放送サムネを見ているとしたら、逆に、せーたさんも『モラルのない人』と思われていたかもしれません。
事の重大さを理解して下さったＡさんは、素早い対応をしてくださいましたが、ガルさんの『実は、友達から使っていいと許可をもらったイラストだった。』という発言で、真相はうやむやに・・・。
Ａさんの次に連絡が来たのが、ガルさんでしたので、初めガルさんが誰なのか分かりませんでしたが、のちに、あくわぁさんから、『ガルさんが知り合いの絵師さん』だという事を知らされる事になります。
今後こんな事がないようにと、あくわぁさんにもキツメのメールを送りましたので、仲介人のあくわぁさんが『せーたさんへも謝罪をする』と言って下さった事から今回の騒動は丸く収まる予定でした。
しかし、あくわぁさんが今回の騒動の事を、只の手違いの事故としてしか認識していなかった為なのか、その後せーたさんに謝罪もなしで終わってしまいます。
mixiで、あくわぁさんとやり取りをしていた時から疑問に思う所も多々あり、知り合いの絵師さんに頼んだとしたなら、ガルさんの絵柄は分かっていたと思いますし、どうしてＡさんに渡す前に気付けなかったのだろう・・という点が１つ。
そして、ガルさんが私と同じ絵柄の絵師さんだったとして、あくわさんに『Ａさんのイメージでイラストを描いてほしい』と頼まれていたなら、何故自分で描かないで友達の絵を使おうと思ったのだろうか・・という点が２つめ。
その友達も、ガルさんの絵柄に似ていてたとするなら、やはり自分で描かないで、拾ってきたイラストを渡すのだろうか・・という点が３つめ。
あくわぁさんは歌い手さんなので、一見、私とガルさんの絵が同じに見えてしまったとしても、絵柄というのは、どこかしら個人の癖があるはずです。
ガルさんが、友達と私のイラストの違いに気がつかなかったのは、おかしいと思っていましたし、上手い下手なりに頼まれたものなら自分で描くのが絵師だと思いますので、同じ絵描きとして、ガルさんがどんな絵をかいているのか少し興味もありました。
あくわぁさんもニコ生で歌い手として活動してましたので、タイムシフト
（ニコ生での放送を聞き逃した人が一時期聞けるシステム）
を覗かせて頂いたのですが、ちょうど、放送にリスナーとしてガルさんが来ていた時の枠を発見しました。
あくわぁさんのサムネは、ガルさんが描いたイラストだと証言するものもあり、その他『お目汚し失礼致します』などと言う謙遜したガルさんのコメントもありましたので、それがすぐにガルさんが描いたイラストだと分かりました。
（Ａさん同様、あくわぁさんも同じイラストを多用）
しかし、放送用で使われていたイラストも、ガルさんが描いたイラストだと言っているにも関わらず、ペンタッチが他の人の様な感じがした事と、あくわぁさんのイメージで描かれたサムネは、ギターを持っていたにも関わらず、ギターを弾く気配のない普通の歌枠でしたので、これはおかしいと思いました。
私もpixivに掲載した直後にイラストを盗作されましたので、同じ様にpixivで『ギター』で検索してみた所、別の絵師さんでサムネに使われていたイラストが出てきました。
本物の絵師の（りょうさん）に連絡を入れて確認した所、『ガルさんは全く知らない人。』と証言が取れました。
その他、当時ガルさんも放送主として生放送をしていましたが、私が見た限り、お絵描き枠などはありませんでしたので、未だにガルさんの絵はどんな感じなのか分かりません。
ガルさんは横のつながりが広い方でしたので、リンクにお友達のコミュニティがあり、辿っていくと、お友達の生主さんのサムネを結構描かれていたようで、コミュニティプロフィールに『ガルさんにサムネを描いて貰いました』と記載されたコメントを数件発見しましたが、同じ人が描いたイラストではない事は分かりました。
ガルさん本人が、友達（本当に実在している人物なのか分かりませんが）と同じ様な事をしているとしたら、最初に私に送って来た『今後同じことがないようにしていきたいと思います。』というメールは、嘘ということになります。
そのメールを貰った当初は、自分で描かなかった事はさて置き、『友達がとんでもない事をした』と、事の重大さを理解して送ってくれた文章だと解釈していましたので、裏切られた感もありましたが、ガルさんが、りょうさんのイラストを『自分で描いた』と堂々と言っている以上、横の繋がりも広い人物ですから、りょうさんは自分のイラストを掲載しているだけなのに、知らない所で盗作扱いをされる危険性もありました。
Ａさんの方はもう解決済みでしたので、あまり巻き込むのも申し訳ないと思ったのですが、意を決してＡさんに連絡を取った所、当時のやり取りなど教えてもらい、Ａさんの件では、あくわぁさんがガルさんの事を信用しての行動だったと、そこで分かりました。
被害者も多数いる事と、当事者にならないと事の重大さが分からない人もいるだろうし、既に身内だけの問題でもなくなっている事も含め、またガルさんに注意しても同じく誤魔化されるだけだろうから、この騒動は多くの人に知ってもらった方がいいとの意見も多々ありました。
最初mixiなどで呼びかけていましたが、その後、ログインしなくても入れるブログがあればいい。などと、色んなアドバイスを頂き今に至る事となります。
その後、リンク先の連絡がつかなかった生主さんも何人か連絡がつき、イラストの対処をして頂けましたが、その他にもガルさんにイラストを描いて貰っている人が沢山いるはず・・という情報も頂きました。
その騒動の中、あくわぁさんも、ガルさんに騙されていた事が発覚して、今回の騒動の深刻さに気付き、あくわぁさんの件は解決しましたが、次々現れる被害者の生主さんの件には触れずに、ガルさんからＡさん・せーたさん・私に謝罪メールが届きます。
『反省としてコミュニティーを解散することにしました。』との事だったのですが、謝罪文を送る前のﾂｲｯﾀｰで『なんかミスってもうコミュ解散してしまった』とのつぶやきがあり、その情報は色んな方に教えてもらったので筒抜けでした。
その後、反省するどころかmixiもTwitterも放置宣言をして、ガルさんは被害者の方に何も対処しないまま逃げてしまいます。
あまり大事にしたくはなかったのですが、ガルさんが逃げてしまった以上、残されたフォロアーさんの中に被害者様がいると仮定して、事の経緯をﾂｲｯﾀｰにてお知らせ致しました。
ガルさんのフォロアーさんにお伝えした翌日、早朝４時半頃のﾂｲｯﾀｰにて、放置宣言をしたガルさんから
『今回の件は本当にすみませんでした。 謝る勇気が出ずに謝罪が遅れたことを本当に申し訳なく思います。 この件でみなさんを深く傷つけてしまいました。 本当にごめんなさい。』
と、謝罪のつぶやきがありましたが、その時間のつぶやきに気が付き理解した方が、何人いたのか不明な所です。
そして、未だにガルさんのﾂｲｯﾀｰの壁紙は、他の関係のない絵師さんのイラストが使われたままになっています。
ガルさんの件はまだ未解決ですが、この騒動をきっかけに同じ事をしようとしている（又は現在進行形でしている）方たちへの警告にもななればいいとも思っています。
※なお、生主のあくわぁさんや、せーたさん、Aさん(仮名）絵師のりょうさんは実名が出ている以上ご迷惑をおかけしますが、放送に行っての荒らしや、動画の荒らしはご遠慮ください。
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